今では学校や会社だけでなく、一般家庭でも配線ダクトを設けているところが多くなりました。これはそれだけ家電製品を室内にたくさん備えているということをあらわしているといえるでしょう。家電は必ず電源を供給しなくてはいけません。それには家電の数だけ電源ケーブルがあることを意味しており、一般家庭でも10本以上あるというわけです。
電源ケーブルをコンセントに接続したままにすると、床一面に散乱してしまいます。そのままの状態だと足を引っ掛ける恐れがあるため、綺麗に片付けるのが望ましいでしょう。それを可能にしているのが配線ダクトであり、いまでは使用する場所に見合ったさまざまな商品で構成されています。そのなかのひとつが自由自在に動かせる「フレキシブル配線ダクト」、というものです。
フレキシブルとは自在に動くという意味であり、このダクトは360度の角度で動かせる性質を持つものです。一般家庭の場合、必ず設置をした場所からテレビやビデオデッキを動かさないということはありません。お掃除の時や模様替えをするのが常であり、既存の配線ダクトのような固定タイプでは都合が悪いでしょう。ところが、自由自在に動くフレキシブル配線ダクトであれば、壁側から床側へと動かして用いられるので利便性に長けているといえます。
このダクトは電気工事専門会社に依頼をすれば、家中の好きな場所に設けられます。施工費用等の見積もりを依頼することも可能で、さほど導入は難しくありません。