配線ダクトは一般的には、室内に備わっている家電製品の電源ケーブルを収納するのに使用される設備です。一般家庭であればテレビ、ブルーレイレコーダー・電子レンジ等のケーブルを内部に収納して、見栄えを良くすると共に足を引っ掛けないように配慮もできます。学校ならエレクトーンなどのケーブルを含ませることでしょう。昨今では屋外で使用する機器にも電気を用いるようになりました。
自動車を洗浄するための高圧洗浄機などがそれにあたり、これらも必ず備わっているコードをコンセントに差し込んで、電源供給をするのが基本です。大手家電メーカーでは、屋外機器向けの配線ダクトを開発販売しており、室内と同じく綺麗にコードを片付けることが可能です。屋外向けの配線ダクトの特徴は、ウレタン製で耐水効果を備えているという点です。屋内向けだと塩化プラスチック製なので、雨にさらされると劣化をします。
ところが屋外向けだとウレタン素材で、紫外線を受けても割れないという良さを備えています。このダクトはホームセンターやネット通販サイトで1本500円前後で販売されており、自分で備えることが可能です。設置をするときは建物の壁に直接取り付けるので、必ず電気ドリルを用いてビス留めをします。DIYに慣れている方であれば簡単におこなえますが、設置後は必ずコーキング作業をしないと隙間から水が入るので、ショートを起こす可能性が高まります。
専門会社に依頼をするのが望ましいともいえるでしょう。配線ダクト向けのことならこちら