パソコンでインターネット接続をするのは、必ずモデムと情報端末をlanケーブルでつなぐ必要があります。
昨今では無線LANを使用したワイヤレス接続が一般家庭では主流となっていますが、これだと情報漏洩のリスクが高まるので企業・官公庁では物理的な接続を採用されるのがほとんどです。企業等ではパソコンとモデムが離れた場所に設置されているため、10m以上の長さとなるlanケーブルを用いることでしょう。この長いケーブルを使用する際は「ブースターハブ」という情報周辺機器を用いるのが望ましいです。
lanケーブルはグラスファイバーが内部に組み込まれたケーブルで、光の乱反射によってデータ通信を可能としているものです。10mまでの長さであれば通信速度の低下という不具合は発生しませんが、10m以上の長さとなると光の乱反射率が急激に低下して高速通信をし難い場合があります。この問題を打開するためのアイテムが「ブースターハブ」で、10m以上を越えたケーブルの間に接続をして通信速度を一定に保つことが可能です。
「ブースターハブ」にはlanケーブルポートが1個だけではなく、3～5個備わっています。文字通りハブ機能も備えていて、複数台のパソコンを同時接続できます。企業や学校など数多くのパソコンを同一フロアに備えている場所では非常に役立つアイテムといえるでしょう。「ブースターハブ」は家電量販店やネット通販で1つ3、000円前後で購入できます。